君の脾臓を食べたいを読んで
※ネタバレなしで頑張ります!
おすすめ度★★☆☆☆
値段:1400円
読むのにかかる時間:半日くらい
「君の脾臓を食べたい」
そんなメールを“僕”がクラスメイトの“彼女”にメールを送るところからこの物語は始まる。
君の脾臓を食べたい、そんな言葉を聞いてどんな物語を想像するだろうか。カニバリズム、人肉食とか、狂気じみたホラーのような話を想像する人も少なくないのではないだろうか。しかし、この話ストーリーはタイトルからは想像もつかないに違いない。この話はある運命を背負ったあまりにも過酷な2人の高校生の甘く切ない青春恋愛小説なのだ。
ある日、普段決して交わることのないような真反対の僕と誰にも言えない秘密を抱えた彼女はある偶然が重なって「仲良し」になる。ただそれは友情のようなものでもなく恋人のような関係でもない言葉ではうまく表せない不思議な関係だ。
偶然の出来事で彼女の秘密を知ってしまい、はじめはあまり乗り気ではなかった僕も彼女に無理やり付き合わされて行くうちにだんだんと彼女に心を開いていく……
感想
友達も読んでたし、タイトルに釣られたっていうのもあって読んでみました。ほかのブロガーさんも書いているけど、やっぱり自分も前に似たようなやつを見たことがあったのでデジャブ!?ってなったし、現役高校生はメールとかじゃなくてやっぱりLINEだし、ロープの伏線とかいろいろ違和感があってあんまり感情移入できませんでした。
めっちゃ有名で映画化とかもされたし自分の期待値がすごく高かったのでめっちゃ面白かったんですけど、なんか心の中でガクッときました。携帯小説みたいな感じでサラサラ読めるので読みやすかったです。
住野よるさんの作品ほかにもあるみたいなので時間があったらまたほかの作品も読んでみたいです。
おしまい